4月15日(土) 練習 12.00--21.00 麻生市民館
2:00-5:00 1部練習
6:00-8:00 2部練習

前回の練習が3月18日(土)宮前文化だったからちょうど一月ぶりの練習になった。あいにくの天気にも関わらず多くの人が来てくれたことに感謝したい。去年のホールの抽選はさんざんで皆さんに大変厳しい練習を強いなければならないことに恐縮しています。事務所を中心にそのまわりには、川崎市の各区に付属している宮前市民館、麻生市民館、幸市民館、高津市民館、多摩市民館がありそれぞれ一年前の一日にその月の抽選会を行う。また隣接する横浜市の都筑公会堂や緑公会堂なども近いがこちらは半年前の当日が抽選日なのでかなり厳しい。3月4月は通常10倍から15倍の競争率で、特に日曜日となると一月に4-5回あるはずなのに抽選当日すでに半分しか解放されていない。残りの半分の日曜休日は自主事業とか協賛事業とか何とかという名目で裏ですでに押さえられていてアウトである。これには非常に腹立たしい話がある。ある抽選会で知り合いの先生にあった。何日を狙っていますかと話しかけると、本番はもう取れているので練習日を当てればいいんです。これが裏取引でなくてなんでしょうか。ホール公共性の最も高いは施設のはずですが、こういうことが教育委員会だの市の主催行事だの何らかの名目の下に押さえることができという不公平さがもっともなこととして行われているのです。市民行事なら最も一般市民が利用していない月にこそ行うべきであり、最も多くの人が抽選会のくじ引きにその年の運命を掛けなければならない時期に、それも堂々と半分以上の貴重な休日を事前に押さえてしまうというこのやり方は納得できません。1月、2月にはほとんど抽選無しに希望日が選べるのに、また5月の連休は閑古鳥が鳴いているところが多いのに、一般の人もそういう時期にシフトして行ったらいいのにと思います。しかし、ホールに関してはかなり封建的な管理人がいて我々利用者を悩ませてくれます。例えば事前の打ち合わせに呼び出されること。毎回同じように使っているのに。電話で済むのに。ファックスで充分なのに。これは非常に非合理的の何事でもない。インターネットが世の中を大きく変えているというのにとにかく何もすることのない打ち合わせに呼び出されることはどんなに大変な時間と労力の無座使いかということを彼ら役人には理解できないのです。もし営利を追求する企業ならとうの昔に破産倒産しています。民間会社が心を鬼にしていくらリストラしても、どんなに企業努力して収益をあげて納税しても、とうの本体が金食い虫を決めているのですから呆れます。あるホールなど駐車場の管理人が二人付いていて入る車とでる車をチェックしている。駐車場など開放したっていいのです。大のお父さんが二人も三人もいて管理しなければならないところでないのです。その人件費の方が遙かに遙かに高額なのです。銀行みたいにコインをもらって自動のゲートに入れるだけで出入りできればいいのです。使い方は住民の良心にゆだねられてこそ本当に住民主体の地方自治になって行くのです。管理するやり方はもう古いのです。もし、ここに書いた避難の対象になっている関係者がいたら反論のご意見をお寄せ下さい。音の輪コンサートのメンバーにもきっとこういう関係の仕事をしている人が多くいるとは思うのですが、事実ですから悪く思わないで下さい。

そんなわけでずいぶん横道にそれてしまいましたが、今年の練習日が土曜日に集中してしまったことの言い訳をこうくどくどと書いて我々の非力さを訴えているのですが、それもみっともないことなので止めましょう。でも、昨日のホールのスタッフは川崎のホールでは最も理解のある人たちに違いありません。私はこのホールの簡素化されたシステムが気に入っています。大体抽選会を事務所前の廊下でやるのです。みんな立って気楽に話したりしながら和気藹々とやるから、はずれくじを引いた人も思わず「あらーーーーざんねん。」なんて言ってけろりとしているのです。電話を掛けて、他のホールを取りに行った人と連絡をっている人もいるし、とにかくそんな具合に我々使用者が主役のようにしてこの悲惨な修羅場を切り抜けさせてくれる担当のお父さんが非常にいいのです。それに事務処理を手伝うお母さんが一人いるだけです。事務所の受付の前の廊下ですからしきりにいろいろな人が出入りするし通っていくのです。これが非常に心地いいのです。だからホールのスタッフみんなそういうようになっているのでしょう。我々が使わせてもらっているという窮屈さも重さもない。

ところが他のホールだと一室に詰め込まれお通夜のような重い空気が流れ、抽選会に来た人の目と心を殺気ばしったものにしてしています。担当者が3人も4人も居て大したことのない説明を代わる代わるしたり、必要もない書類を書かせたり、何だこれは、といいたい雰囲気なのです。毎回毎回同じことの連続でうんざりするのに、やっている人は我々の特権だとでも言いたげにさも得意気にそれを執り行っているのです。こういうホールは使わしてやって居るんだとみんなが態度で現してくる。最悪です。だからホールとは毎回毎回懲りずに喧嘩腰の交渉です。

来年のホール予約も今のところ順調です。土曜日も少しありますが、今年のように早くから合奏を組む計画は避けられるでしょう。5時頃からの合奏だったらかなりの人が参加できると思われます。がその一方では今年のように多くの参加者を受け入れるための企画ができなくなることも心配しています。来年は今年とはちょっと違った方向性も検討しています。またリード博士80歳の年ですのでそれを記念するコンサートにしようという案もあります。連休は東京から人が消えるのでコンサートは成り立たなくなってきました。大型連休でみんな海外旅行だとか合宿練習だとか。今年も去年以上に寂しい結果を予想されています。最後の声を振り絞って投票を呼びかける候補者の気持ちが伝わってきます。もうすぐほんまもんの総選挙だ!!!音の輪コンサートに清きチケットの一枚を。

火曜日の夜に昨日取ったスナップを掲載する予定です。まだ写っているかどうか分かりません。私のニコンはもう25年現役です。私は現役引退17年。そろそろデジタルカメラに切替モードでしょう。最近の300万画素を越えるやつはしっかり印刷にも使えます。フィルムにかなり迫りました。年を取るのは実に楽しいものです。79歳のリード博士と80歳の奥さんのようにです。先週も1週間どこかに演奏旅行して、今日からまた1週間どっかに行くらしい。休む間もなく27日に成田に着く。5月31日に日本を発ち、その足でシカゴで今年の12月に洗足学園大学がミッドウエストに出演するための打ち合わせをしてマイアミに帰り、休む間もなくヨーロッパのツアーに一月出かける。彼は世界中からもてもて。きっと最高にハッピーな人だと私は思います。一体いつ作曲しているのだ。心配いりません。彼は天才です。頭の中にはまだ譜面に書かれていない作品が半完成の状態でエンドレスCDのように回り続けているのです。彼に30日の練習で会いましょう。(青山も29日はお休みします)

追伸:クラリネットの佐藤貴子さんが2月にご結婚されたそうです。おめでとう。新しく宮部さんになります。